ソフトB 正力松太郎賞の“規定変更”にモチベーションがアップ

2019年11月14日 16時30分

 ソフトバンクの工藤公康監督(56)が受賞した正力松太郎賞の“規定変更”が話題となっている。13日、東京都内で行われた選考会により、工藤監督が王球団会長と並ぶ史上最多の4度目の正力賞を受賞。2年連続は現役時代のイチロー以来2度目の快挙となった。チーム内でも正力賞をめぐって盛り上がっている。これまでは日本一監督が選ばれることが一般的だったが、来年以降は表彰対象が個人だけではなくチームにも拡大される見通しとなったからだ。今回の議論の中で、編成、育成システムやデータ分析などを含めたソフトバンクの組織全体が高く評価されたためで、来季以降も日本一連覇を目指していく自軍が前提にあるのは明らか。

 選考会の座長はチームの王球団会長でもあり、チームスタッフは「球団のトップでもある方から、そういう言葉が出ただけでも報われる。間違いなく現場のやる気にもつながると思います」。球団フロントも「球界の権威ある方々が選手、監督以外の人間を同じ土俵に上げてくれるということがありがたい。球団としても喜ばしいこと。来年は工藤監督と同時受賞できれば最高」と話した。工藤監督も大賛成で「すごく素晴らしいこと。チームとしての組織がどうあるべきかということが対象になるのはいいことだと思う」。同賞は1977年の創設以来、選考の規定が変更されていない。風穴をこじあけた鷹軍団が来季はリーグV奪回、日本一の完全V4を目指す。