阪神・藤原オーナーが猛ゲキも気になる推定8億円トリ&メッセ資金の行方

2019年11月13日 16時30分

安芸キャンプを視察し、矢野監督と握手をする藤原オーナー(左)

 阪神の総帥・藤原崇起オーナー(67)に、チーム内から“おカネの使い道”を気にする声が上がっている。

 藤原オーナーは12日、高知・安芸での秋季キャンプを視察し、矢野燿大監督(50)ら首脳陣、ナインに“猛ゲキ”。顧客満足度ナンバーワンにも輝いたこともある超一流ホテルの「ザ・リッツ・カールトン」を例に挙げ「選手一人ひとりがターゲットと目標を持つこと。リッツ・カールトンは一人ひとりの従業員がお客様のために何をすべきかを考えて世界一のホテルになった。目標をクリアすることを大事にして日本一のチームになれるよう頑張ってほしい」などと鼓舞した。

 同オーナーは「今年で退団した掛布氏や監督経験のある大物OBと個人的なヒアリングや食事会も行い、チーム強化に向けて努力している」(本社関係者)そうだが、現場サイドの“関心事”は別だという。

 複数の球団関係者からは「気になるのは(今オフの)補強費とか選手の年俸の問題ですよ。鳥谷とメッセンジャーがいなくなって浮いた推定8億円以上ものお金をオーナーはどう考えているのか。いい形でまた(球団で)使えたらいいんだけど…」と不安視する声が出ている。

 確かに球団は今オフ、FA戦線には参戦せず、補強については元西武投手・牧田や、新外国人ではブルワーズをFAとなったタイラー・オースティン内野手(28)をリストアップし、獲得調査を進めているくらい。15年ぶりのV奪回を果たすにはそれだけでは物足りなく、さらなる補強を目指す必要がある。

 果たして浮いた“鳥&メッセ資金”のフル活用はあるのか。就任2年目の総帥の一手に目が離せない。