阪神・西勇輝 遠戚のドラ1西純矢に“早熟指令”&不在の投手主将に就任の声

2019年11月09日 16時30分

来季は忙しくなりそうな西勇輝

 阪神・西勇輝投手(28)が遠戚でドラフト1位の西純矢投手(18=創志学園)に“早熟指令”を出した。8日、西宮市内の球団事務所を訪れた右腕は「同じ球団でやるのはうれしいこと。お互い切磋琢磨できればいい」と親戚の入団を喜びつつ「『最初は体づくりして3年目に出てきたらええわ』とかじゃなくて、1年目からしっかり結果が出るようにと言った。一軍で投げることに意味がある。一日でも一軍に早く上がれば経験が人と違ってくるので」と、自らの経験を元に電話で熱いゲキを送ったことを明かした。

 球団内では西純の1年目の活躍次第で“西西グッズ”の発売も検討されるほど注目度の高い2人だが、兄貴分の西勇にはさらなる期待が寄せられている。それは投手キャプテン就任だ。「投手としての引き出しが多く兄貴肌。今年は高橋遥や青柳などがアドバイスを受けてきっちりローテを守った。2年目となる来季はローテの柱になることは間違いないし、肩書を与えることで言いやすくなる部分もあるだろう」(チーム関係者)

 FA加入となった今季、打線の援護に恵まれず苦しんだ時期もあったものの終わってみればチームトップの10勝を挙げ、防御率も2・92と抜群の安定感を見せた。その一方、若手投手に経験や投球術を惜しみなく伝授し、飛躍のサポート役までこなした。そこで移籍2年目となる来季はさらなる“西エキス”注入のため、ここ2年は不在となっていた投手キャプテンを復活させて西に就任してもらおうというのだ。

 阪神の生え抜き選手には若手や裏方スタッフを食事に誘い野球談議に花を咲かせたり、日頃の感謝を伝える風習があったが、現在それを実行しているのは藤川球児投手(39)くらい。そのためチーム全体を見渡すことができ、そうした習慣をこなせる新たな存在が求められている。開幕投手の筆頭候補でもある西勇だが、来季はグラウンド内外でフル回転となりそうだ。