中日新旧ドラ1対決 石川昂弥VS根尾は外野で競わせる!!

2019年11月02日 16時30分

外野の守備練習をはじめた根尾

 中日からドラフト1位指名された石川昂弥内野手(18=東邦)が1日、名古屋市内で入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1500万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。今年の1位指名では入団合意の第1号。「すごく期待されているなと、それだけ結果を残さないといけないと思った」と意気込んだ。

 将来の4番候補と期待される石川の希望は「基本的にはサードをやりたいです」。目標は「新人王」と言い、レギュラーをつかむためにも「とにかく(試合で)使っていただけるように、自分からどんどんアピールしていきたい」と試合に出場できるなら三塁以外のポジションにも挑むつもりだ。

 そんな中、遊撃への強いこだわりを持っていた昨年のドラフト1位・根尾昂内野手(19)は沖縄で行われている秋季キャンプで、ついに外野手としての練習を開始した。与田監督の「いろいろな場面でいろんなポジションに対応できるような選手をつくっていきたい」との構想もあり、来季は外野を含めた複数ポジションを守れるように準備を進めている。

 中日には将来的に「3番・根尾、4番・石川」で打線の中軸を形成する構想があるが、根尾がこだわる遊撃には京田、石川が希望する三塁には高橋と、それぞれ不動のレギュラーがいる。外野も守れるようになれば出場機会は増えるだろう。ただ、外野も大島、平田、福田と多士済々だ。若い2人が同時に割って入るのは容易ではないが、チーム関係者は「根尾と石川を外野で競わせることは大賛成」と切り出し、こう続ける。

「根尾も後輩の石川が打てば、俺も負けられないと先輩の意地を見せるだろうし、石川も1年目から新人王を取ってやろうという強い意志を感じる。2人がシ烈な外野争いをしてくれれば相乗効果も期待できる。チームにとってもいい刺激になる」

 ともに二刀流として甲子園大会を沸かせ、根尾は春2回夏1回、石川は春1回とチームを優勝に導いた。竜のスター候補生2人によるレギュラー争いから目が離せない。