山本昌氏が藤浪に“切り札”伝授「ポテンシャルは桁違い」

2019年11月01日 21時05分

藤浪を指導する山本昌氏

 高知・安芸で行われている阪神秋季キャンプで1日、臨時コーチとして招聘された山本昌氏(54)が本格指導をスタート。有望株が揃う若手虎投手たちにレジェンド左腕の“真髄”を注入した。

 最初に取り組んだのは山本氏自身も現役時代に切り札としたチェンジアップ(スクリューボール)の握りと投げ方の伝授だ。朝一番で自ら教えを請いにきた藤浪、望月らを相手に約30分ほど手取り足取りで“実演指導”。「藤浪選手に関してはチェンジアップを習得する課程で『手首を立てて投げる』ことを身につけてほしいなと思っていた。自分自身も同様の課程を踏む中で、勝てる投手になれましたから。初めて彼の投球を真後ろの位置からみたが、ポテンシャルは桁違いですね」と充実した表情で臨時コーチ就任初日を振り返った。

 藤浪も「今までにないような新しい感覚を得ることができました。チェンジアップのリリースの仕方が、ストレートに生きてくるかもしれない」とスランプ脱出へ大きなヒントを得た様子だ。

 山本氏の招聘へ自ら動いた矢野監督も「皆、意欲を持って取り組んでくれていた。これからが楽しみ」と手応えを口にした。