阪神・梅野 侍入りへさらなる成長誓う

2019年11月01日 16時30分

GC賞受賞を喜ぶ梅野

 プロ野球の守備のベストナインを選ぶゴールデン・グラブ賞が31日、発表された。

 阪神・梅野隆太郎捕手(28)は、球団では1973、74年の田淵幸一以来2人目となる捕手部門での2年連続受賞。秋季キャンプの始まった高知・安芸で取材に応じ「続けて取ることに意味がある賞だと思っていたので本当にうれしい。シーズンを通して出場することができた上で様々な数字も上がっていますので良かったなと思います。田淵さんの記録に並べて光栄」と喜びを口にした。

 今季は129試合に出場し、123補殺でNPB記録を更新。充実したシーズンを過ごしたが、内心にはじくじたる思いも秘めている。打率2割6分6厘、9本塁打、59打点はいずれも自己最高で、球宴でもファン投票、選手間投票の2部門でトップ選出されたが、侍ジャパンからはお声がかからなかった。

 それでも梅野が腐ることはない。「稲葉さんの考えもあるでしょうし、選ばれなかったことは受け入れるしかない。自分に足りないものがあるのなら、さらにどんどん成長していくしかない」と前を向く。

 来年夏は東京五輪、2021年には第5回WBCも控えている。「今は目の前のことだけを考えて秋季キャンプでしっかり鍛えたい。その先に来年以降の自分がいるわけですから」。福岡大時代に出場した13年の日米大学野球選手権以来となる代表入りに向け、梅野は捲土重来を誓っている。