【令和最初のドラ1】広島・森下 自己チュー変えた「トイレ掃除」

2019年10月18日 16時30分

早速、あいさつに訪れた佐々岡監督(左)に帽子をかぶせてもらった森下

 ☆広島1位・森下暢仁投手(22=明大)

 早速駆けつけた佐々岡新監督から、広島のキャップをかぶせられた森下は「チームの一員として、しっかりと結果を残さないといけないなと、強い気持ちを持てるようになりました」と表情を引き締めた。

 最速155キロの直球が武器の大学ナンバーワン右腕。主将として屈指の名門を引っ張ってきたが、明大ナインの一人は「3年まではチームのことを考えるタイプじゃなく、自分のための練習しかしていなかった。力任せに自分の一番いいボールで抑えようとしていたし、いい投球ができなくなると『もういいや』ってなる感じだった」という。そんな森下を劇的に変えたのが「伝統のトイレ掃除」だった。

 明大では人間教育を目的に、4年生がゴミ拾いなど寮の雑事を行うことが義務付けられている。主将はトイレを担当するが「3年生の幹部候補と組んで掃除するんです。そこで自分の振る舞いを他人が見ている、周りから見られているという意識が強くなった。隙がなくなった」とナインの一人。投球にもその成果が表れ、大きく成長した。

「エースとして大きく育ってほしい」と語る佐々岡監督の期待に1年目から応えていくつもりだ。