阪神は15日、浜中治打撃コーチ(41)と伊藤敦規トレーニングコーチ(56)の退団を発表した。

 昨季二軍コーチだった浜中コーチは、矢野監督の就任とともに今季一軍に昇格。大山ら若手野手の育成に取り組んだが、チームはシーズンを通して得点力不足を解消できなかった。

 谷本球団本部長は「試合前の個人面談など工夫してやってもらったが、ご本人から『もう少し勉強したい』ということだったので『また勉強して戻ってきてください』とお伝えした」と説明。伊藤コーチについては「今のトレンドとしてチーフトレーナーがやるのが主流になってきている。15年という節目で引いていただいた」と話した。