日本ハム・斎藤 「孫氏のマンガ」で自身の投球スタイルや癖を見つめ直す

2019年10月13日 16時30分

斎藤佑樹

 日本ハム・斎藤佑樹投手(31)のプロ9年目シーズンが終わった。今季は中継ぎを中心に11試合に登板し、防御率4・71と物足りない成績に。二軍では先発を含めた18試合に登板し4勝2敗、防御率3・49。節目の10年目を迎える来季こそは一軍で結果が求められる。

 当然、今季も慢心はしていなかった。開幕前には「試せることはなんでも試したい」と「大リーグボール養成ギプス」を本場・米国から持ち込んでフォーム矯正に使用するなど、がむしゃらに取り組んでいる。

 探求心からか、読書家としても知られる。今季もビジネス書を中心に数多くの本を読んだそうで、中でも「分かりやすさ」に太鼓判を押したのが、兵法書として著名な「孫子の兵法」を漫画で解説した「まんがで身につく孫子の兵法」(あさ出版)だ。「本屋に行くのが好きなんですよ。たまたま『面白そうだな』と手に取ったので」と購入の経緯を説明。本紙記者も読んでみると、確かに身近な社会生活で起こり得るアクシデントに沿って随時解説が挿入されているため、とても理解しやすい一冊だった。

「野球というよりは日常生活で役に立つ感じかな」と語った斎藤だったが「『彼を知り己を知れば百戦殆うからず』は確かに野球でも通じますよね」とも明かした。「敵の状況と自分の実力を正確に把握することで戦いに勝つことができる」との意で、自分自身の投球スタイルや癖などを見つめ直すきっかけにもなったとのこと。

「そこまで大げさなことではないですけどね、あくまで趣味ですから」と語った斎藤だったが、日々の小さな積み重ねは侮れない。その探求心で来季は実を結べるか。

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