【パCS】西武・外崎がラッキーボーイ

2019年10月09日 16時30分

外崎のハイタッチはベンチを明るくさせる

 パ・リーグのCSファイナルステージが9日、開幕する。リーグ2連覇の西武が、3年連続日本一を狙う2位ソフトバンクを本拠地メットライフドームで迎え撃つ。昨年と同じ顔合わせで、1年前のリベンジに燃える獅子と下克上の再現を狙う鷹。決戦前日の両チームの動きは――。

 対戦相手が昨年の同ステージで完敗したソフトバンクに決まり、がぜんリベンジ機運が盛り上がっている西武。8日の前日練習では辻監督が「去年の悔しさもあるのでやり返したい」と、その思いを口にしていた。

 一方で西武の戦い方に「短期決戦用」などというプランは存在しない。シーズン同様、先発がある程度試合をつくり、打線で打ち勝つ“ストロングスタイル”で昨年の借りを返そうとチームは燃えている。その中で他球団ではあまりない「打のラッキーボーイ」が戦前から指名されている。それが外崎修汰内野手(26)だ。

 赤田打撃コーチは「短期決戦だけにラッキーボーイが早めに出てきてほしい。希望は外崎ですね。あいつが塁に出て返ってきた時のハイタッチが一番ベンチが盛り上がる。球場全体だと(山川の)『どすこい!』が一番ですけど、ベンチ的にはトノですね」と断言。5年目の今季、初めて143試合にフル出場し打率2割7分4厘、26本塁打、90打点のキャリアハイをマークした青森が生んだ“リンゴスター”を指名した。

 盛り上がる理由は、見ているファンと同様「(動きが)面白いから」(赤田コーチ)だが、当の本人は早くも“ゾーン状態”に入っている。指名を受けた外崎は「それはありますよね。最初の火付け役というか、火種(?)になってやろうとは思っています。そこは思い切っていきたい」と前のめり。続けて「(第1戦の相手先発)和田さんは1巡目はどんどん真っすぐで来るんですよ。2巡目から変化球が多くなると思う。こっちの試合間隔が空いてるからどんどん振らせに来ると思う。そういうふうに自分で決めつけていかないと手が出ないですよね。何で来るかな、と受け身でいたら手が出ない。だからどんどん手を出していく」と第1打席からラッシュをかけることを妄想しながら、帰路についた。