“鷹キラー”美馬4回5失点「少し考えすぎて守りに入った」

2019年10月07日 16時30分

3回、デスパイネに2ランを浴びた美馬(左)

 パ・リーグのCSファーストステージ第2戦は6日、ヤフオクドームで行われ、王手をかけていた楽天は4―6でソフトバンクに逆転負け。対戦成績を1勝1敗とされた。

“鷹キラー”が誤算だった。平石監督が第2戦の先発に指名した美馬は今季のソフトバンク戦に7度先発し、1完投を含む3勝1敗、防御率1・97の好相性を誇っていた。しかし、レギュラーシーズンとは違うポストシーズンの独特のムードにのまれたのか、この日は3本塁打されて4回5失点で降板。「調子はそんなに悪くなかったが、いつも通りにできなかった。リズムを自分で崩してしまった。もったいない」と悔やんだ。

 味方が得点した直後に失点を重ねた。1点の援護をもらって臨んだ初回は柳田のソロを被弾。3回には浅村の2戦連発で勝ち越すも、裏の投球で柳田の適時打とデスパイネの2ランを浴びてひっくり返された。4回には浅村の適時打で追いついたと思ったら、伏兵の福田に追い込んでからの失投を右翼席中段まで運ばれ、再び勝ち越された。

 7月19日の対戦では舞台こそ楽天生命パークだったが、鷹打線を相手に8回まで一人の走者も許さないパーフェクト投球を演じた。今季は2年ぶりに規定投球回に到達して先発陣を支えたが、勝てばCSファイナルステージ進出が決まる大一番でのKO降板に「少し考えすぎて守りに入った」と唇をかんだ。

 ただ、チームとしては前を向くしかない。ここまで1勝1敗で、第3戦は引き分けでも敗退が決まる。平石監督は「勝つだけです。ずるずる引きずっても仕方ないですから」と必死に気持ちを切り替えていた。