史上最高の左腕・金田正一氏死去 400勝&4490奪三振

2019年10月06日 21時06分

金田正一氏

 プロ野球の国鉄、巨人でエースとして活躍し、前人未到の400勝を達成するなど史上最高の左腕投手と呼ばれた金田正一氏が6日午前4時38分、都内の病院で急性胆管炎による敗血症のため死去した。86歳だった。愛知県出身。通夜・告別式は近親者のみで執り行い、後日「お別れの会」を行う予定。

 金田氏は愛知・京栄商業を中退し、1950年に国鉄入り。8月入団ながら8勝を挙げると、翌51年から14年連続で20勝以上をマーク。58年4月5日の開幕戦(後楽園)では、巨人の新人・長嶋茂雄から4打席連続三振を奪って貫禄を見せた。

 69年に現役を引退するまで通算944試合に登板。400勝、298敗、4490奪三振は史上最多で、沢村賞には3度輝いた。57年8月21日の中日戦(中日)では完全試合を達成しており、いまだに左腕投手で達成したのは金田氏しかいない。

 引退後は73~78年、90~91年の2度にわたってロッテで監督を務め、74年にはチームを日本一に導いた。

 歯に衣着せぬテレビ中継の解説はおなじみで、タレントとしても活躍した。