中日 仁村新監督“闘将流”で二軍改革

2019年10月03日 16時30分

二軍監督に就任する仁村氏

 中日の二軍監督にOBの仁村徹氏(57)の就任が決まった。「若い選手に熱意を持って指導ができる人」(加藤球団代表)というのがその理由だが、実は与田監督からの強い要望でもあったという。

 与田監督と仁村氏は星野仙一元監督時代のチームメートで2人ともバリバリの星野門下生。そして仁村氏は星野監督に中日、楽天の2球団で二軍監督を任された育成のスペシャリストでもある。

 実はここ最近、球団関係者やOBの間では「二軍から勝ちにこだわった起用法をしていかないと若い選手は一軍に上がっても活躍できない」と二軍改革の必要性が叫ばれていた。

 2004年から11年までの落合監督時代の8年間、中日はすべてAクラスで日本一1回、リーグ優勝4回を記録したが、その間、ファーム日本選手権でも4回優勝している。だが、昨季はウエスタン・リーグ最下位で今季も5球団中4位と近年は一軍と同じように二軍も低迷。それだけに「星野さんは“負けることに悔しさがないチームではいかん”ということで仁村氏を二軍監督にした。(与田監督も)同じ気持ちなのだろう」(中日OB)と闘将流を継承してチームの土台づくりをしていくつもりと見られている。

 00年にドラゴンズをファーム日本選手権Vに導いた仁村氏の再登板で中日二軍は生まれ変わることができるか。