巨人 ナインのドラフト推しメンは大船渡・佐々木より明大・森下か星稜・奥川で真っ二つ

2019年10月03日 16時30分

ドラフトの話題について語る原監督

 巨人・原辰徳監督(61)が2日、約2週間後に迫ったドラフト会議(17日)へ注目発言だ。この日、「令和の怪物」こと大船渡の佐々木朗希投手(3年)がプロ志望届を提出。指揮官は佐々木に加え、プロ入りを表明している星稜・奥川恭伸投手(3年)、明大・森下暢仁投手(4年)の名前を挙げ「3人とも素晴らしい」と絶賛した。誰に絞り込むかは明言しなかったが、現役Gナインの間では「奥川派」と「森下派」で真っ二つに割れている。

 チームは9日からのCSファイナルステージに向けて東京ドームで調整。そこへ舞い込んだのが、ドラフトの注目株・佐々木のプロ志望届の提出だった。本人が進路を明確にしたことを受け、原監督は「すごい素材のピッチャーだと聞いています。(映像は)見ている」と改めて高評価した。

 ただ、1位候補は他にもいる。今夏の甲子園を沸かせた星稜の奥川、大学ナンバーワンと称される森下だ。指揮官は「一気に3人獲れるんだったら獲りたいね」と笑いを誘いながらも「それぐらい3人とも素晴らしい。佐々木君、奥川君、森下君」と個人名を挙げて絶賛した。

 もちろん、どんなに悩んでも、最後は苦渋の選択を迫られる。一人に絞り込むことが、それだけ難儀というわけだが、現場の選手たちの“推しメン”は誰か。

 投手陣は「来年を考えるなら、森下君じゃないですか。投球は安定しているし、試合をつくれる。まっすぐはきれいなフォーシームでファウルも取れる。あの直球にスライダー。1年目からプロでも十分、即戦力になると思いますよ」と言う。

 また、別のナインからは「奥川君は甲子園のスターだし、スタミナと肩の強さは高校生離れしている。同じ高校生で言うなら、素材型の佐々木君よりも奥川君じゃないかな」との声も上がった。 佐々木の名前は意外なほど聞かれなかったが、その理由としては「来季の菅野が万全とは限らない。必要なのは即戦力。先発投手が絶対的に足りない」や「今年優勝したからといって、育成に4年も5年もかけられるチームではない」「佐々木君をケガさせられない…」などが挙がった。

 指揮官も投手のコマ不足は頭痛の種。「投手が必要か」の問いには「そう思いますよ」と即答だった。現役のG戦士たちは奥川と森下で大きく二分する形となったが、すべての決定権を持つ原監督はどんな決断を下すのか。