日本ハム・栗山監督が来季で就任9年目 選手たちの本音は…

2019年10月03日 16時30分

畑オーナー(右)にシーズン終了報告をする栗山監督

 日本ハムの栗山英樹監督(58)が2日、川村球団社長とともに東京都内の日本ハム東京支社を訪れ、畑オーナーにシーズン終了を報告。併せて続投が決まった。来季で就任9年目となり、連続では大沢啓二氏を抜く球団最長期政権が誕生した。

 栗山監督は冒頭で「今年の戦い方に関しては僕自身の責任。ただ選手たちは最後まで必死になって戦ってくれました」と謝罪。約1時間の話し合いでは畑オーナーから「ファイターズを熟知している方に巻き返しを託すのがベストだと判断しました。ぜひファンの皆さまのご期待に応えるべく北海道にペナントを奪回し、今年の悔しさを晴らしていただきたいと思います」と強く望まれた。

 球団史に残る長期政権の誕生には、球団内から様々な声が漏れ聞こえてくる。ある選手は「選手たちは『正直、監督問題に関心がない』というのが本音だと思います。自分たちの(一、二軍の)昇降格に関してフロントが決めていることは薄々気づいてますし、監督が変わったところでそこに変化はないですしね。(去就問題には)若干しらけ気味になっているのは間違いないです」とクールに明かした。

 ただ、栗山監督の功績をたたえる声があるのも確かだ。別の関係者は「オープナーやショートスターター起用で失敗もあった半面、ほかのチームと比べても若手の場数が増えた。経験してなんぼの世界で、来年以降に向けた大きな上積みになると思いますよ」と長期政権ならではのメリットを強調する。

 栗山監督は「自分の中では本当に申し訳なさしかない。(畑オーナーには)責任を取るなら来年勝つのが責任の取り方、と言っていただいた。目標は優勝? それしかない」とV奪回を誓った。ひとまず磨きがかかった“栗山マジック”に期待…というところか。