広島の4年ぶりBクラス確定 ジョンソンはタイトルを逃す

2019年10月01日 16時30分

今季最終戦で7回に失点したジョンソンは怒りをあらわに

 緒方カープの戦いはあっけなく終わった。阪神が30日の中日戦(甲子園)に勝利し、今季セ・リーグ最終戦にして順位が逆転。4位に転落した広島はCS進出を逃し、4年ぶりのBクラスが確定。緒方孝市監督(50)は球団を通じて「チームの勝敗の責任は監督にある。こういう形になり、一生懸命頑張ってくれた選手、コーチ、そして何よりもファンの方々に申し訳ない」と、ざんげのコメントを発した。

 他力本願の立場にあった以上、結果は受け入れざるを得ない。鯉党にとってこの日、唯一の明るい話題は鈴木の打撃部門初タイトルが確定したこと。若き主砲は首位打者(打率3割3分5厘)と最高出塁率(4割5分3厘)の2冠に輝いた。

 だが、その喜びも助っ人左腕の悲劇で相殺だろう。この日朝まで防御率トップだったジョンソンは、阪神戦で3回1/3を無失点の中日・大野雄に最後の最後で逆転を許し、自身2度目の同タイトルを逃した。

 悔やまれるのは1―4で敗れた9月27日の中日との今季最終戦だ。ベンチに大瀬良ら先発4投手を控えさせたが、5回まで1失点のジョンソンを走者を得点圏に置いた場面でも打席に立たせて引っ張った。首をかしげながら続投した左腕は、7回に痛恨の3失点。敗戦でチームは自力CS進出の可能性が消滅したばかりか、大野雄にタイトル獲得の好機を与えてしまった。

 試合後のチーム内からは「計算してKJ(ジョンソン)を降ろしていれば、大野雄が最終戦で完封を目指さないといけない状況だってつくれた」との指摘も聞こえていたが…。泣くに泣けない終戦となったカープ。これから長いオフが始まる。