日本ハム・田中賢 涙の1499安打「最高に幸せな20年間でした」

2019年09月28日 01時00分

子供たちから花束を受け取る田中賢

 今季限りで現役を引退する日本ハムの田中賢介内野手(38)が27日、引退試合に臨んだ。


 最後の勇姿を一目見ようと、札幌ドームには4万1138人ものファンが来場。スタンドは田中賢のイメージカラーであるピンク色に染まった。大声援に迎えられ、この日は「2番・DH」で先発出場。1、2打席目こそ二ゴロ、三振に終わったものの、3打席目では右前打。8回二死一、二塁で迎えた4打席目では涙をこぼしながら打席に立つと、意地を見せる適時右前打を放った。これがプロ通算1499安打となり、現役最終打席となった。

 試合後には引退セレモニーも実施。「私にとってファイターズは家族です。その家族と過ごした20年間は最高に幸せな時間でした」と、あいさつすると、スタンドから大きな拍手が送られた。

 スピーチ中、時折、涙を流しながら言葉を詰まらせるシーンも見られ、そのたびに「賢介!」「がんばれ!」と大きな声援が飛び交った。セレモニー終了後も、グラウンドをあとにする最後の一秒まで惜しみない声援と拍手が送られた田中賢。ファンからの愛の大きさがうかがえた。