阿部劇場は「ポカリ再現」あり「特大406号」ありのお祭り騒ぎ!

2019年09月27日 23時36分

通算406号を放った阿部

 今季限りでの現役引退を表明した巨人・阿部慎之助捕手(40)が「ありがとう慎之助」と銘打たれた本拠地最終戦DeNA戦(27日、東京ドーム)で躍動した。

「4番・捕手」として1580日ぶりとなるスタメンマスクとなった背番号10は盟友マシソンをリード。先頭・神里に右前へのポテンヒットを許すと続くソトの2球目のファウルチップがマスクを直撃した。

 首に爆弾を抱えるだけに一瞬、ヒヤリとしたが本人は苦笑い。冷静なリードでソトを空振り三振、佐野を遊飛、細川を空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。

 2回からは中大の後輩・澤村が登場。かつての同僚ロペスへの初球のサイン交換で首を振り続ける後輩に阿部が鬼の形相でマウンドに向かう。2012年日本シリーズでサインを見落とした澤村の頭を叩いたシーンの再現かと思いきや叩くふりから笑顔で握手。場内が爆笑に包まれたところで原監督が一塁への守備位置交代を告げた。

 だが“阿部劇場”はこれで終わらない。1点を追う4回、阿部は146キロの内角直球をG党で埋まった右翼席上段に叩き込んだ。通算406号となる7号同点ソロにGベンチはお祭り騒ぎで前主将を迎え入れた。

 4打席目を終えた8回に一度、一塁守備についたところで交代を告げられた。DeNAナインもベンチ前に整列する中、拍手を受けたベテランは場内に頭を下げながら首脳陣、Gナインと握手しベンチに戻った。

 6—4で記念試合を白星で飾ると試合後、マイクで「必ず日本一になります」と高らかに宣言。CS、日本シリーズと阿部の戦いはまだ終わらない。