引退・阿部に指揮官は最大級の賛辞「巨人軍史上、最高の捕手」

2019年09月26日 16時30分

優勝を決めた後、阿部(左)を抱き寄せた原監督

 25日に行われた巨人・阿部慎之助捕手(40)の引退会見を受け、原辰徳監督(61)は「巨人軍史上、最高の捕手であることに異議を唱える人はいないでしょう」と最大級の賛辞を贈った。

 阿部が新人の時はコーチとして、全盛期を監督として接し、最後も指揮官として見届けた。「印象に残るのはルーキーの年の開幕戦で、当時監督だった長嶋監督に『ぜひ阿部慎之助をスタメンで行きましょう』と進言したこと。監督もちゅうちょなく『よし分かった』と。そこからスタート、始まりましたね。私は今回1000勝させていただきましたけれども、全て彼は知っている。最も勝利に貢献した選手ですね」と振り返った。

 コンディション面など「ここ1~2年、やや心配はしていた」というが、今季は代打の切り札、時にはクリーンアップを務めるなどマルチに活躍。原監督も「どういう状況においても、どういう場面であっても、どういう使い方であってもね、本当にチームの勝利のためにという点で、見事なプレーぶりを見せてくれた。チームにとって大きなパワーになったと思います」と評した。

 背番号10の偉業を「見事な選手生活だった」とたたえた原監督だが、有終の美を飾るべく大一番が控えているとあって「これからまだ、大仕事が残っていますから。そこに関してはね、本人もやる気満々であるというところ」とCS、日本シリーズでの奮起に期待を寄せた。