巨人・阿部引退会見は涙なし 坂本勇らサプライズ登場にもニッコリ

2019年09月25日 16時49分

左から坂本勇、亀井、阿部、マシソン、沢村

 巨人・阿部慎之助捕手(40)の引退会見が25日、都内で行われた。詰めかけた報道陣はテレビカメラ17台を含む127人。報道陣全員が球団の用意した阿部のレプリカユニホームを着用する“ミニサプライズ”で阿部を迎えた。

 引退を決めたタイミングはリーグ優勝を決めた翌日、22日のヤクルト戦だったという。

「監督と話す機会がありまして、そのときに思っていることがお互いに一致した。監督の意向をお聞きして、自分も同じことを思いましたし、僕の将来のことだったり、いろんなことを僕が思っている以上に原監督が考えてくださっていた。そこで納得した」

 詳細こそ明かさなかったが、優勝を機に両者が「今季限り」の考えを抱き、阿部の将来的なビジョンを語り合い“合意”した上での引退であることを示唆した。

 会見では一番の思い出や今のチームについて、さらには「自身にとって野球とは?」など様々な質問が飛んだが、代表質問の最後「改めてファンの方々にメッセージを」と促されると、カメラマンが一斉に阿部の正面へ。すると「泣いてないでしょ? そこを撮りに来たんでしょ?」とニヤリだ。

 その後も「泣かせに来たんだから、泣かせる質問をしろよ~」と追い打ちをかけると、その後もメディアが情感に訴えかける質問を向けたものの涙なし。穏やかな表情で丁寧に答え続けた。

 そして会見の最後「ちょっと待った!」と坂本勇、亀井、マシソン、澤村が花束を持ってサプライズ登場。これが最後の“シャッターチャンス”だったが、阿部は感極まりながらも「なんだよ、そのサプライズ」とニッコリ。花束を受け取ると「泣かないでよかった」と“勝利宣言”して袖に消えていった。