西武 変幻自在の万能打線で最大8・5ゲーム差を逆転

2019年09月25日 16時30分

ビールでずぶ濡れになりながら笑顔の秋山(左)と辻監督

 西武が24日のロッテ戦(ZOZOマリン)に12―4で勝ち、ソフトバンクが楽天に敗れたため、2年連続23度目のリーグ制覇を果たした。

 昨年打率3割1分、32本塁打、124打点で打点王に輝いた浅村(現楽天)の抜けた穴は主に秋山(32試合)、外崎(58試合)、森(46試合)の3人を3番に起用することで埋めた。今季の総得点は755点で12球団ダントツ。昨季の792点には及ばなかったが、ライバル球団に与える“恐怖感”は不変だった。

 3番に限らず全ての打順を複数の打者が入れ替わりながら9人のレギュラーメンバーはほぼ固定。その中で中村、山川、森が100打点超え。山川、中村、森、外崎、秋山の5人が20本塁打をクリアした。赤田打撃コーチは「打順は動きましたけど、常時出ていた9人のメンバーは変わっていない。どの形でもみんな結果を出してくれるので、こちらが困ることはなかった」と変幻自在の万能打線に感謝する。

 開幕にあたって懸案だった「3番問題」は、まず「1番・金子、3番・秋山」でスタート。そこから調子の上がらない秋山を本来の1番に戻し3番を源田、外崎の入れ替えで試しながら模索し5月後半から外崎に固定。2番・源田が左太もも裏の張りで戦列を離れた8月から3番に森が座り、時期を同じくして不振の山川に代わって中村が2年ぶりに4番復帰した。

 打順については何度かは組み替えがあったが、ほぼ全てが想定していたパターンの範囲内。赤田コーチは「3番については想定していた3つのパターンを全て試して最後は森がハマってくれた。唯一想定外だったのはサンペイ(中村)の4番でしたけど(8月11日のロッテ戦で)そこに入ってからはすごい活躍をしてくれた。山川がそれを見て考えることもあったろうし、後々それを生かしてくれればいい」と期待以上の結果で応えたキーマンたちをたたえた。