巨人は20日、2位・DeNAとの直接対決(横浜)に9―4で勝利。岡本和真内野手(23)が8―4で迎えた9回に、ダメ押しとなる30号ソロをバックスクリーン左に叩き込んだ。

 球団生え抜きの右打者での2年連続30本塁打は原監督以来という、記念すべき一発だった。岡本本人は「あんまりそこに思いはないですけど(今は)優勝争いというか、直接対決なんで、勝ててよかったというのが一番。自分の結果は二の次で、何でもいいから点が入るようにアシストできたらなと思ってます」と淡々と振り返った。

 一方、同じ記録を持つ原監督は、前打席の適時二塁打こそ大きかったとたたえつつも「へえ~。いやもう、僕なんかはるかに超えてますよ」と最敬礼。「また超えられるようにね。こっちもまあ、時にはお尻を叩きながらね、スクラム組んでいきたいなと思いますね」と今後のさらなる飛躍に期待した。