西武・森が初の月間MVP 首位打者争いはオリ吉田に「毎日ビクビク」

2019年09月11日 13時00分

プロ入り6年目で初の月間MVPを受賞した森

 西武・森友哉捕手(24)が悲願の首位打者獲得にライバルであるオリックス・吉田正尚外野手(26)の動向を伺っている。

 11日に発表された8月の「大樹生命月間MVP」(パ・リーグ打者部門)を森がプロ6年目で初受賞。チームが17勝10敗と首位追撃モードに入った8月は13試合連続安打を含む出場27試合中24試合で安打を放ち、打率3割7分7厘、40安打、10本塁打、30打点、長打率7割3分6厘など打撃6部門でリーグトップの数字を残した。

 森は「(月間MVPは)プロ野球人生で1回は取りたいと思っていたので、かなってうれしい。8月に限らず今シーズンは次の打者にいい形で回すということを考えながら打席に立っている。(守備と攻撃については)もう割り切りですよ。守備は守備、打撃は打撃。違うスポーツと思いながらやっている」と受賞の喜びを語った。

 昨オフには菊池、浅村、炭谷とチームの核を成していた主力3人がFAとポスティングで流出。それでも首位・ソフトバンクと0・5ゲーム差で優勝争いを展開する西武の原動力にこの男の攻守での成長があるのは間違いない。森は「今季は主力の浅村さん、雄星さん、ギンさんが抜けて正直どうなるかと思っていたけど、ここまでいい形で来れている。まずはリーグ優勝を目指してやっていきたい」と語りながら現在、3割3分9厘で2位のオリックス・吉田正(3割3分3厘)に3厘差をつけトップを走るリーディング争いについてはこう語った。

「毎日ビクビクしながら試合終わりに吉田さんの成績を見てしっかり落ち込んで、次の日に切り替えている。(首位打者は)取られそうですね。もうプレッシャーしかないですね。追う立場でありたい。源さんとか山川さんとかもめっちゃ気にしてくれてるんで、なんか嫌ですね(笑い)。とにかく一日(安打)1本と四球はテーマにしている」

 捕手の首位打者となれば1965年の野村克也(南海=打率3割2分)、1991年の古田敦也(ヤクルト=打率3割4分)、2012年の阿部慎之助(巨人=3割4分)以来4人目の快挙。最も負担の大きいポジションで実質正捕手2年目の小さな捕手(身長170センチ)がライバルの動向を気にしながら、残り14試合で大きな偉業に挑んでいる。