7日の楽天戦登板後に右ヒジに違和感を訴え8日に登録を抹消された西武・高橋光成投手(22)が10日、患部の軽傷をアピールした。

 ソフトバンクとの最終決戦を翌日に控えたこの日の全体練習終了後、本拠地の一軍ロッカーへ荷物出しに訪れた高橋光。帰京後、都内で受けた診断結果は炎症程度の軽いものだったようで、現在はノースローでそれが収まるのを待っている。

 高橋光は「最初は肩だと思っていた。あまりヒジは痛めたことがなかったので(痛みを感じた瞬間)終わったかと思ったら全然大丈夫でした。重傷じゃなくて良かったです。内側(側副靭帯)の損傷? 炎症? それが切れなくてよかったです」とユーモアを交えてヒジの診断結果を独自解説した。

 報道陣に囲まれている最中にちょうど前を通りかかった小野投手コーチにあいさつをしたところ「さようなら~」と返され苦笑いした高橋光。残り14試合となったシーズン中の復帰は微妙な状況だが、本人は「投げさせてもらえるか分からないですけど…」と10月の短期決戦での復帰を目指しているようだった。