ソフトバンクV奪回支える“仕事人”を幹部も最大評価

2019年09月09日 16時30分

お立ち台でポーズを決める明石(右)と川島

 ソフトバンクが8日のロッテ戦(ヤフオク)に9―6で逆転勝ち。1ゲーム差の2位・西武が先に勝利していた中で執念の白星となった。

 チームを勝利に導いたのは頼れるベテランのスーパーサブコンビだ。7回に代打・川島が同点適時打。8回に代打・明石が決勝の2点適時二塁打を放った。工藤監督も「代打は難しい中でよく打ってくれた」と目を細めた。

 首位快走の原動力はスター揃いの主力だけではない。球団幹部は「他球団ならレギュラーも狙えるスーパーサブがいてくれることがうちのチームの強さを支えている」と話す。スタメンで出ればレギュラー級の存在感で、途中出場でも結果を残す。川島や明石のような“仕事人”の働きが大きい。

 この日は代走からの守備固めでの出場だったが、福田秀平外野手(30)も同様だ。今季は交流戦で6本塁打の大暴れ。代打成功率も4割1分7厘(12打数5安打)で、5割の川島(12打数6安打)に続く好成績だ。今年は国内FA権を取得。Cランクとあって水面下で調査を続けている球団もある模様だ。

 球団フロントは「当然、うちとしては何としても残ってほしい選手」。明石は3年契約で年俸1億円、川島は2年契約で年俸7000万円と、いずれもFAのタイミングで倍増近い複数年契約を結んだ。現在、年俸3600万円の福田にも、同等の最大限の誠意で引き留めを図る見込みだ。

 リーグV奪回へ残り15試合。ここにきてチーム力の高さが光っている。(金額は推定)