中日4連勝でCS進出少し近づいたが…遠のく松坂の一軍復活登板

2019年09月07日 13時00分

キャッチボールをする松坂

 5位・中日が絶好調だ。前カードで首位・巨人に3年ぶりのG戦3連勝を飾ると、勢いそのままに6日の2位・DeNA戦(ナゴヤドーム)を8―4と快勝して連勝を4まで伸ばした。3位・広島も勝利したため5ゲーム差のままながら、4位・阪神には1・5ゲーム差まで迫った。

 残り18試合で、広島との直接対決が5試合もあり、中日の逆転クライマックスシリーズ(CS)進出が夢物語ではなくなってきた。与田監督も「とにかく残り試合すべて勝てるように良い戦いを見せていきたい」と意気込みを見せる。

 ところが、チームの勢いとは半面、来季も中日での現役続行を希望している松坂大輔投手(38)が大ピンチに陥っている。右ヒジの炎症で二軍調整を続けている右腕は二軍戦で10日以降の広島3連戦か、阪神3連戦のいずれかで実戦登板し、24日以降に組み込まれる中止分の残る4試合のどこかで一軍復活登板を果たすつもりでいる。

 しかし、チーム内から「松坂は今季中の一軍登板を諦めていないようだけど、まだブルペンにも入っていない状態なのに本当に間に合うのかな。今、チームが好調でCS進出の可能性が高まってきている大事なときだし、消化試合とかにならなければ、松坂に一軍での登板機会を与える余裕はないのでは」との手厳しい声が出ている。

 加藤球団代表は松坂の今後に関し「我々は彼が本当に来年、一軍で投げられるかを判断して、契約するかしないかを決める」と改めて現時点での白紙を強調。戦力外通告を受けないためにも松坂としては9月後半の登板で来季も戦力となることを証明したいところだが、チームが最後までCS進出へ近づけば近づくほど一軍登板が遠のいてしまいそうなのだ。

 6日もナゴヤ球場でランニング、キャッチボールを行うなど練習を行った松坂だが、果たしてどうなるのか。