何があった?阪神・ソラーテ造反で解雇も

2019年09月07日 13時00分

戦況を見つめる矢野監督

 阪神で前代未聞の造反劇が勃発した。今季途中加入し二軍調整中だったヤンハービス・ソラーテ内野手(32)が6日の広島戦(マツダ)での出場に向けて同日神戸から広島入り。ユニホームを着てナインとともに球場まで来たものの、グラウンドには現れず出場選手登録されることもなかった。

 不穏な空気が流れるなか、球団広報からは「本人のモチベーションが上がらないということで帰阪させました。どこかが悪いということではない。明日の登録もないと思います」との説明が…。矢野監督、谷本球団本部長らが相談の上でソラーテを“とんぼ返り”させたことを明らかにした。

 対応に追われた谷本本部長は「一軍で使える感じではないということ。本人を呼んで顔を見て話をしたらそういうことになった。ちょっと不細工といえば不細工ですが、仕方ない…」と言い、試合後の矢野監督は「球団が言っていることそのまま…。これ以上何も言えることはない」とぶぜんとした表情だった。

 実はソラーテをめぐっては、8月19日に二軍落ちした際にも「なぜなんだ!」と激怒していたという情報もある。今回も起用法などに不満を募らせた可能性があり、チーム内からはプロ野球選手としてのあり得ない態度に「監督や球団の言うことを聞けないということはもうこのチームでのプレーは無理でしょう!」(球団関係者)と辛辣な声が噴出している。

 メジャー通算75発の実績を引っ提げデビュー戦となった7月26日の巨人戦(東京ドーム)では決勝2ラン。「セクシータイムと呼んでくれ」と話す陽気な性格もあって加入直後は大人気を誇ったが、ここにきてまさかの造反となった。

 今後について球団は「契約に基づいて代理人と話をすることになる」(谷本本部長)としているが、解雇は必至で近日中に帰国する可能性もある。鳥谷敬内野手(38)や掛布雅之氏の退団とレジェンド流出に揺れる阪神だが、今回は助っ人をめぐるドタバタ劇…。CS争いの真っただ中でとんだ騒動となってしまった。