広島・床田 打で大瀬良に勝つ

2019年09月06日 16時30分

プロ初タイムリーを放った床田

 いちるの望みをつないだ。広島は5日のヤクルト戦(神宮)に8―1で逆転勝ち。4カードぶりの勝ち越しで貯金を2とした。首位の巨人、2位のDeNAがともに敗れたため、ゲーム差は巨人と5・5、DeNAとは3に縮めた。

 ヒーローは2週連続の中5日で先発した床田寛樹(24)だ。投げては7回4安打1失点の好投で7勝目。打っても4―1の6回一死二塁から右翼線へ適時二塁打。プロ初適時打、初打点を挙げた。ヒーローインタビューで床田は「負けられないので、一人でも多くアウトを取ろうと必死で投げました。やっぱり勝つっていうのはうれしいことだなと思います」と7月27日の同戦(同)以来、約1か月ぶりの勝利を喜んだ。

 そんな左腕には裏テーマがある。それはエース・大瀬良の安打数を上回ること。「投げる方で大瀬良さんを上回ることは難しいので、安打だけでも勝ちたいんです」と話す。この日が5安打目で、6安打の大瀬良にあと1本と迫った。

 打撃にもこだわりを持ち、バットも元チームメートの丸(巨人)のものを使用。しかし、5回の第2打席で折れてしまったため、適時打を放った打席では野間のバットを使った。「丸さんのバットで4本、打てていた。丸さんのなら(スタンドに)入っていたかもしれないです」とおどけた。次回、丸に会った時にもう1本おねだりするつもりだという。

 床田の投打の活躍で反撃態勢を整えた広島。6日からは2・5ゲーム差に迫る4位の阪神との本拠地3連戦だ。負けられない戦いが続く。