次回最終登板に全力 松坂「中日残留がベスト」

2019年09月05日 16時30分

キャッチボールをする松坂

 去就が注目される中日・松坂大輔投手(38)が4日「中日残留」が自身にとっての最良の結果である考えを示した。

 この日はナゴヤ球場で練習を行い取材陣に対応。「来季も中日でのプレーを希望するか」と問われると「ドラゴンズでやれるのがベストですね」と返答した。松坂とすれば現役続行の意思を示してはいるものの、先行き不透明な状況。それでも、拾ってもらったドラゴンズへの恩義を口にした形だ。

 松坂は1日に加藤球団代表と今後について会談。現役続行を希望する自身の考えを示した。だが、球団の現時点での考えは、来季は白紙。今後、9月中旬に行われる編成会議で議題に上がるものとみられる。松坂としては不安な状況がしばらく続くが「球団にはすごく気を使っていただいている方だと思っていますよ」と気丈にコメントした。

 もちろん中日が来季の戦力外だと結論づければ、他球団への移籍を模索するほかない。その点を松坂は理解しており、推定年俸8000万円からの大幅減俸というような事態となっても「今年は何もできていないし、僕にそれをどうこう言うことはできない」という。

 炎症のある右ヒジについては「徐々に良くなってきています」と上向きであることを強調し、もともと不安のあった右肩については「すごくいい状態なので(腕を強く振れるため)その反動でヒジにきてるのかもしれませんね」と分析した。次回登板は未定だが、状態が回復すれば実戦登板に不安はないもようだ。

 次回登板が今季最終登板となることは濃厚で、球団代表らも視察に訪れる予定。大事なマウンドになるか、との質問には「今まで大事じゃなかったマウンドはありません」。自分の立場は分かっている。「僕は野球を続ける意思を持ってやるべきことをやるだけ」。そう言い残し、最善を期すための治療に向かった。