オリックス・T-岡田 プロ14年目再起の武者修行

2019年09月04日 16時30分

T-岡田

 オリックスのT―岡田外野手(31)が今オフにプエルトリコのウインターリーグに参加することになった。すでに同リーグのチーム「アテニエンセス・デ・マナティ」ではT―岡田、鈴木優投手(22)、育成の漆原大晟投手(22)の3人の参加を発表し、オリックスでも最終的な手続きが行われている。

 プエルトリコ、ドミニカ共和国、台湾などウインターリーグは日本の若手選手の武者修行の場として知られるが、プロ14年目の実績ある野手が参加するのは異例のこと。そこにはT―岡田の復活にかける思いと球団の親心がある。あるフロント関係者は「最初は鈴木と漆原だけだったが、Tの方から参加の申し出があった。向こうのチームも本気でリーグを勝ちに行くつもりでいる。今年のTは調子を上げられず、一軍の試合出場が少なかった。ウインターリーグで本気の実戦に参加することで刺激を受け、来年につなげてほしい」と話した。

 2010年には33本塁打で本塁打王を獲得するなど、看板選手としてチームをけん引してきたが、今季の一軍出場はわずか19試合で1本塁打、2打点、打率1割2分2厘。5月に抹消され、以降は二軍で調整を続けている。3年契約の最終年が終わることで球団はすでに来季の残留要請をし、オフのウインターリーグ挑戦を後押し。「まだまだやってもらわないと困る。トレード要員なんかではない。これからも必要な選手だ」(球団関係者)と大砲の再起を願っている。