阪神 藤浪再生へ一日一善プラン

2019年09月04日 16時30分

二軍調整中の藤浪

 二軍調整が続く阪神の“悩める右腕”藤浪晋太郎投手(25)に、チーム内から冗談のような「再生計画」が持ち上がっている。フロント内部から上がっているもので「ウチのCS進出がダメになったら、藤浪を中継ぎで毎試合1イニング、投げさせる。いい再生法になるかもしれない。みんなが言うように、藤浪ほどの選手は二軍でいくら投げても仕方ない。消化試合になってもウチはお客さんが多い。その中で毎日1イニングずつ投げて自信を取り戻すのも手。昔の先発もそうやって復活した」というのだ。

 藤浪は制球難の克服を目指してきたが、今季の一軍登板は5回途中8四死球1失点だった8月1日の中日戦(甲子園)の1試合のみ。二軍でも150キロ台の速球を連発しているが、11試合で26四死球、防御率3・51(3日現在)と精彩を欠いている。

 逆転CS進出に向けて残り20試合。藤浪の今後の一軍登板について、首脳陣からは「矢野監督も藤浪を優先的に使うことは全く考えていない。先に投げさせたいメンツもいるし、試合数を考えればもう難しいかも。本人からしっかりと『いけます!』という強い申し出でもない限りは無理」という状況。だからこその“一日一善プラン”というわけだ。

 今までフォーム改造など二軍で何をやってもうまくいかなかった。確かに、これまでしてこなかったことにチャレンジするのも“あり”だろう。福原投手コーチは「中継ぎで投げさせても正直難しい部分はある。他の投手もいるわけだから。個人ではなくチームでやることだから」と中継ぎでの再生には否定的だが、世間体を考えても藤浪ほどの投手を何とかしないといけないのも事実。

 藤浪自身も「ファンの方々の期待に応えられなかった。次回こそは声援に応えられるように頑張りたい」と話している。鳥谷、掛布オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザーの退団と明るい話題がない阪神だけに、なおさら今季中に藤浪の雄姿を見たいところだ。