松坂問題渦中の中日 鳥谷問題に揺れる阪神をチクリ

2019年09月03日 16時30分

引退勧告を受けた鳥谷

 デスク 右ヒジ炎症で二軍調整中ながら来季も現役続行を希望している中日・松坂大輔投手(38)の状況はどうなんだ。

 中日担当記者 2日、ナゴヤ球場に松坂の姿はなかったですが、小笠原二軍投手コーチは「状態はどんどん上がってきている」とは言いつつ、次回登板の時期について「それは本人が決めている。急に良くなるかも分からないし、こちらがいついつとか、どうこうって、具体的な話はしていない」と正直、まだメドは立っていない状態です。

 デスク そんなんで大丈夫なのか。球団は「来季の契約は現時点で白紙のまま」を強調しているが、本当はすでに戦力外通告することを決めているのでは。

 記者 確かにチーム内でもそうみている関係者は少なくないです。今季2度目の登板となった7月27日のDeNA戦(ナゴヤドーム)で初回に一死を取っただけで8安打8失点と大炎上した印象が悪すぎますからね。今後、二軍や一軍で登板のチャンスをもらっても「また無残に打たれてしまったら松坂もさすがに中日に残ることにあきらめがつくのでは」という声があれば、逆に「そこで好投して、まだ戦力としてやれるということを見せつけて一発逆転で残留という可能性だって十分ある」という声もあります。

 デスク 中日だけでなく、阪神では鳥谷敬内野手(38)に引退勧告をしていたことが判明して、チーム内外で騒動になっているよな。

 記者 そうですね。中日内では「どうして阪神サイドはシーズン中の大事な時期に鳥谷に引退勧告したことを明かしてしまったんだろう」と疑問視する声が出ています。「生え抜きの功労者にもっと気を使った方がよかったのでは」とか「Aクラスをかけて戦っているチームの士気にも影響しそう。ウチの松坂のように白紙のままを強調すればよかったのに」とチクリと言う声もあります。

 デスク その鳥谷は現役続行の意思が強いことから、今後は移籍先を求めていく見通しとなっているが、中日が獲得することはあるのか。

 記者 それはなさそうです。球団や与田監督はチームの若返りを目指しているのに、球界を代表する投打の大ベテランを2人とも置くようなことは考えにくいし、仮に松坂を戦力外にして鳥谷を獲ったら、それはそれで中日内やファンが許さないでしょうね。加藤球団代表も鳥谷の獲得は「今の段階では全く考えてない」と否定しています。

 デスク いずれにしても松坂が中日に残るか、他球団へ行くかは、引き続き取材よろしく。

 記者 分かりました。