来季の去就が注目される阪神の鳥谷敬内野手(38)が30日の巨人戦(甲子園)前に、前日29日に行った球団との会談について初めて言及。「昨日会って話して、球団がどう考えているのかを聞きました。自分が(引退か、現役続行かを)どうするかは全然考えていない」と全くの白紙状態であることを強調した。

 鳥谷と会談した谷本球団本部長は「本来は自分で出処進退を決められる数少ないプレーヤー。そこは本人が決める話」とコメント。注目の結論は持ち越しとなったが、今後も球団は継続的に話し合いの場を設けるという。同僚ナインやOBには「(自分は)まだやれると思ってる」と話しているという鳥谷。今後も目が離せない。