阪神・大山悠輔内野手(24)が今季初めて“スタメン外”となった。29日の中日戦(甲子園)は雨天のため中止となったが、発表されていたオーダー表に大山の名前はなし。代わって打撃好調の北條史也内野手(24)が「6番・三塁」として名を連ねていた。

 開幕から我慢強く起用してきた大山を121試合目にして初めて外した意図について矢野燿大監督(50)は「ちょっと前から頭にはあった。北條の打撃もずっといいので」と説明。その上で「いろいろな思いはあると思う。これをプラスにするのもマイナスにするのも悠輔自身」とハッパを掛けた。4番から降格しスタメンからも外れた大山だが、この悔しさを晴らす活躍をすることができるか。