阪神・矢野燿大監督(50)が27日、自身の去就を巡る“不穏発言”が波紋を広げている鳥谷敬内野手(38)を気遣った。

 今季は主に代打出場となっているが、7月以降は打率4割近くをマークしており、指揮官は「練習だって、いつだって(手を)抜くことなく自分のやるべきことをやってくれている。チームの雰囲気が良くなる材料としてトリの頑張りがある。練習を見てもずっといい形でバットを振れている。一塁まで走る姿を見てもトリらしい動きをしてくれている」と語り、16年目のシーズンを戦う虎のレジェンドへ敬意のこもったエールを送った。