右肩のコンディション不良で二軍調整中の阪神のランディ・メッセンジャー投手(38)が27日、ウエスタン・リーグの中日戦(鳴尾浜)に先発。2回裏終了後から雨脚が強まって、そのまま降雨ノーゲームとなり、2回1安打1失点だった。

 直球は最速147キロをマークしたが、2回にフォークボールを木下に捉えられ左翼席に運ばれた。「天気には勝てない」と苦笑交りに振り返った右腕は「フォークボールを打たれたのが悔しい。(木下は)ホームランバッターというタイプではないしね」。試合終了後はブルペンに入り「投げ足りなかった分を投げた。フォークボールの確認もした。早く一軍に上がって投げたい」と話した。

 平田二軍監督は「体の方は問題ないね」と話し、翌日の状態を見た上で次の登板日を決める考えを明かした。