「王コミッショナー」は可能なのか

2013年06月14日 14時00分

 コミッショナー就任が熱望されているソフトバンク・王貞治球団会長(73)は突如、沸き起こった統一球問題について慎重な姿勢に終始。「(ボール変更は)野球界を活性させるためによかれと思ってやってきたことでしょう。(野球の世界は)ボールどうこうではなく、自分の技術を去年より、今年より、と高めていく世界」と大局的に話した。

 ところでコミッショナー就任は可能なのか。現在、王会長はコミッショナー特別顧問、巨人軍OB会会長、日本プロ野球名球会会長、世界少年野球推進財団理事長なども務めており、多忙を極めている。その一方で、“球界を救えるのは王さんしかいない”という気運が球界全体で盛り上がれば引き受けると見る球界関係者は少なくない。

 実際、2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表の監督就任にあたって同様の決断をしている。当時はソフトバンク監督という厳しい立場。開催時期がシーズン開幕直前の3月のため、逃げ道はいくらでもあったが「日本だけでなく世界の野球界発展のため」と激務に立ち向かった。今回も…。