オリックス・西村監督続投の道は逆転CS進出

2019年08月26日 16時30分

 オリックスは25日の日本ハム戦(京セラドーム)を1―6で落とし、最下位脱出をかけたカードに負け越した。昨年までチームメートだった金子に24イニング連続無得点と封じられ、守備の乱れも重なっての敗戦に西村徳文監督(59)は「すべて監督の責任ですよ。たくさん来てくれているお客さんに申し訳ない」と厳しい表情を浮かべた。

 8月に入って12勝9敗と盛り返し、最大12あった借金は6まで減った。プロ初の2桁勝利と健闘している山岡に、打線では吉田正、ロメロ、新加入のモヤの奮闘で、なんとか3位まで3・5ゲーム差と逆転CS出場の可能性を残している。しかし、就任1年目の西村監督の来季残留は微妙な状況のようで、あるフロント関係者は「4位でも残留は厳しいだろう。それこそ下克上で3位に入れば大丈夫だけど、仮に追い上げての4位でも6位と同じ」と結果次第で流動的との見方を示す。

 今季は福田、頓宮、西浦、山本、榊原ら若手を中心にスタートしたが、序盤から最下位と低迷。入れ替えも激しく、いつしか急場しのぎのような苦しい起用法となった。6月には福良前監督がGMに就任し、コーチ会議に顔を出すこともしばしばで「使いたい選手が監督にも福良さんにもそれぞれあるし、監督もやりにくさはあると思う」との同情論もあるが、球団内では「采配でどれだけ勝っているか。若手選手それぞれにビジョンを持って起用しているのかどうか…」とシビアな評価だという。

 ロッテ監督時代の2010年にはリーグ3位から日本一に輝く「史上最大の下克上」を成し遂げた西村監督。オリックスでもその片鱗を見せることができるのか…。