阪神・高橋遥に29番の大先輩・井川慶氏からエール

2019年08月24日 13時00分

力投する高橋遥

 阪神が23日のヤクルト戦(神宮)に8―3で快勝。先発の高橋遥人(23)が6回8安打2失点(自責1)で、7月7日の広島戦以来となる3勝目を挙げ「試合をつくれば救援陣が抑えてくれるので、思い切って投げられた」と笑顔を見せた。

 8月はここまで3度の登板で3敗、防御率5・95と苦しんでいた。そんな高橋遥を遠くから見守っていたのは、同じタテジマで29番を背負った大先輩、井川慶氏(40)だ。「自分の背負っていた29番をつけてくれている後輩ですからね。やっぱり気になるので見てますよ」と気にかけていた。

 その実力を認めるからこそ、井川氏は高橋遥にこんな助言を送った。

「僕が初めてローテに入った2001年の時には(メジャー挑戦という)将来の目標を意識して、練習も試合も取り組んでいました。そこにたどりつくためにはどうしたらいいか。シーズン通しての年間計画を立てて練習していました。目先のことではなく、長いスパンで自分の野球人生を考えてほしい」

 若かりし日の井川氏は、様々な条件で投球することを試したという。走ってクタクタになった状況や、下半身のトレーニングを行い足にハリがある状態でもピッチングを試した。「悪コンディションでもどの程度投げられるか、自分で確認したかったので」と、あらゆる条件下でどんな投球が可能かを試し、苦しいときを乗り切ってきた。

 チームはこれで4連勝。2位DeNAとは3・5差、3位広島とは3ゲーム差と、CS出場権争いに踏みとどまった。同じ左腕、背番号の井川先輩のエールを受けた高橋遥の今後に期待だ。