守備不安のソラーテ不要だった? 助っ人外しから阪神無失策2連勝

2019年08月22日 16時30分

ヒーローの(左から)高山俊、木浪聖也、マルテ

 阪神は21日のDeNA戦(京セラドーム)を3―1で制して2連勝。3カードぶりの3連戦勝ち越しを決めた。打線は高山の2号先制ソロにマルテの適時二塁打&犠飛で着実に得点を重ね、投げては先発の秋山が5回1失点とゲームメーク。救援陣も岩崎―ドリス―ジョンソン―藤川による無失点リレーで反撃を許さなかった。

 前夜も8―0の快勝劇だった。2連勝はたまたまかもしれないが、結果的にチームを活気づけるきっかけとなったのが19日にヤンハービス・ソラーテ内野手(32)の出場選手登録抹消だ。代わって出番の増えた木浪は3戦連続のスタメン出場で3戦連続マルチ安打と大暴れ。この日は2二塁打に守備でも8回にソトの放った強烈な打球を好捕するなど攻守で存在感を発揮した。

 外国人枠の関係で二軍暮らしを余儀なくされていたドリスも昇格して2戦連続の無失点投球。矢野監督も「ソラーテを二軍へ送ってドリスを昇格させたことでブルペンにも厚みが増した」と手応えを口にした。

 守備に難のあったソラーテを外した効果か、この2試合は無失策。チーム失策数は12球団ワーストだが、ディフェンス面で締まりが出てきた。金村投手コーチも「このタイミングでドリスを昇格させてくれたということは『このチームは中継ぎ陣の活躍で残り試合を勝ち抜いていく』という矢野監督からのメッセージだと思う」と話すように、指揮官の“決断”がここまでチームをいい方向に導いている。

 残り28試合。CS出場へ4・5ゲーム差で3位DeNAを追う阪神に与えられる時間は限られている。メジャー通算74本塁打を誇るソラーテの長打力は確かに魅力だが、今の阪神には不要だったのか。