広島・バティスタの代役に 今こそ”夏男”長野を一軍に!

2019年08月20日 16時30分

一軍復帰が待たれる長野

 赤ヘルの救世主はまだか――。バティスタのドーピング問題に揺れる広島で二軍調整中の「長野待望論」が湧き起こっている。

 チームは20日から地元広島でヤクルトを迎え撃つが、首位巨人とは6・5ゲーム差、2位DeNAにも1・5差と離されて上位争いの正念場。だが渦中のバティスタは自宅謹慎しながら弁明機会を待つ身で、今後の見通しは全く立たない。現場は「今いるメンバーでやるしかない」(高ヘッドコーチ)とすでに戦力としては度外視している。

 そんな窮地にチーム内外で高まっているのが長野への期待だ。7月3日に登録抹消となった直後は二軍でも成績が振るわなかったものの、今月は32打数13安打の暴れっぷりで“夏男”の本領を発揮。いよいよ一軍首脳陣も具体的に昇格の検討を開始した。

 ただ、ヤクルト初戦からの合流は見送られる見通し。成績は絶好調でも「コンディション面の万全を期して」(二軍スタッフ)というのが理由という。とはいえ一軍は悠長に待っていられる状況ではない。長野は20日からのウエスタン・リーグのオリックス3連戦(オセアンBS舞洲)の大阪遠征メンバー入りするとみられるが、状態次第では広島へ即招集される可能性もある。

 ドーピング問題が影を落とすチームを照らせるのは、もう百戦錬磨の長野しかいない。崖っ縁のカープを救う“夏男”の復帰が待たれる。