巨人の岡本が4番の仕事を果たした。16日の阪神戦(東京ドーム)、1点を追う4回一死一塁で、阪神先発・高橋遥の149キロ直球を逆方向の右翼スタンドに叩き込む逆転22号2ラン。これが決勝点となり「高橋投手は真っすぐがいいので打ち返そうと。(スタンドに)行ってくれと思った」と振り返った。原監督も「貴重なところで打ってくれるのは大きいですね」と目を細めた。岡本の状態については「僕らが測ることのできない大きな大物だからね。途上であることは間違いない」と独特の言い回しで表現した。