西武・山川 7番降格で「勇気いる」ステップ改良に着手

2019年08月15日 16時30分

 完全復活となるか。西武の悩める主砲、山川穂高内野手(27)が打撃戦となった14日のオリックス戦(メットライフドーム)で6―7の8回に決勝の34号逆転2ランを放ち、派手に「どすこいポーズ」を決めた。

 本塁打王争いではトップに立っているが、7月以降の34試合で打率1割8分3厘と低空飛行。11日のロッテ戦から4番を外れ、ここ4試合は7番に下がっている。山川は試合を決める一発に「やっぱり(本拠地は)ファンの数が違います。ホームで打つのが一番うれしい」と喜んだが、舞台裏では悶々とした日々を過ごしていた。

 チームの順位を左右する大事な時期を迎え、7番降格を機に打撃時の左足のステップ改
良に着手した。山川自身も「(シーズン中に)足のタイミングの取り方を変えるのは勇気がいります」と話すほどだが、そうしなければならないほど追い込まれていた。この日の試合前にも二軍時代から指導を受ける赤田打撃コーチにゴムチューブで軸足を引っ張ってもらいながらティー打撃を行い、微妙に崩れているフォームを矯正した。

 17日からの首位ソフトバンクとの敵地3連戦を前に、チームは5連勝で貯金を今季最多の6とした。「いろんなことを毎日チェックしているんですけど、今年はハマらない日が多い。今やっていることを信じて今日の感覚を忘れずに明日もやっていきたい」。そう謙虚に話す山川のバットが逆転Vへの鍵を握っている。