オリックスは計5死球、退場者3人を出した13日の西武戦(メットライフ)に4―11で敗れ、踏んだり蹴ったりの3連敗となった。

 4回の乱闘騒動で佐竹外野守備・走塁コーチが、直後に先発・田嶋が退場処分となった後味の悪い試合後、西村監督は「ちょっと当てられすぎというところですね」とこの日の4死球、今季18試合で18死球を受けている西武戦に不快感を示した。

 それでも指揮官は「まだ球団とも話していないし、これから確認作業をしていきます。ここで話をできることはありません」と話すにとどめ怒りを静めた。

 警告試合を宣告された4回裏に森に死球を当て、退場処分となった田嶋は「あれは報復死球ではないです。内角を攻めた結果。勝負の世界なので、いくところはいかないと。当たってしまったことは申し訳ない」とそのシーンを弁明した。