中日にOBから疑問の声 なぜ「急造三塁・筒香」潰しをしなかった?

2019年08月10日 13時00分

5年ぶりに三塁の守備に就いた筒香

 中日が9日のDeNA戦(横浜)に6―10で打ち敗れた。

打つ手はあったんじゃないのか。中日は5年ぶりに三塁を守って2番に座ったDeNA・筒香に満塁弾を含む2本塁打などで7打点と大暴れを許して逆転負けを喫した。

 筒香の三塁守備は不動の正三塁手・宮崎が左有鉤骨骨折で離脱したことによるイレギュラーなもの。2014年5月5日の広島戦以来となる不慣れなポジションで、中日からしたら“狙い目”でもあった。しかし、筒香の守備機会は5回無死走者なしからビシエドが放った三ゴロの一度だけ。これには中日OBの間からも厳しい声が飛んだ。

「外野から何年も練習していない内野をいきなりやらせるなんて無謀ともいえること」と指摘するOBは「ウチはお人よしすぎる。足の速い打者が三塁へのセーフティーバントを試みて揺さぶったっていい。右打者なら引っ張り、左打者なら流し打ちで徹底して三塁を狙うべきだった。疲れさせたり、エラーを誘うことができれば、筒香は守備のことで頭がいっぱいになって打撃に集中できなくなった可能性もある」と嘆いた。

 試合前まで対戦防御率0・96と苦手だった平良から序盤に3点を奪うなど、少なからず勝機はあった。与田監督は筒香に自己最多の7打点を献上した投手陣を「みんな抑えようと思って投げている」とかばい、打線についても「最終的に6点取ってくれた」ことを評価した。ただ、7年ぶりのAクラスや逆転Vを目指すなら、もっと相手の嫌がることをするべきだ。