ソフトバンク・工藤監督 今宮の復帰時期に頭を痛める

2019年08月08日 16時30分

試合前、今宮(右)に声をかける工藤監督

 首位ソフトバンクが何やら浮足立っている。7日のロッテ戦(ZOZOマリン)は0―3の8回に一度は追いつきながら、直後に新人の甲斐野がレアードに決勝2ランを被弾。2013年以来となるロッテ戦の負け越しまで“マジック1”となった。

 日本ハムも敗れたため2位とのゲーム差に変動はなかったが、工藤公康監督(56)は「反省するところは反省して明日に向けてしっかり準備をする」との前向きなコメントとは裏腹に焦りの色を隠せない。

 指揮官は試合前から慌ただしく動いた。左太もも裏の状態が万全ではなく、前日6日も途中交代した今宮が打撃練習を球場に隣接する室内練習場で行っていると、状態を確認するべく指揮官自ら足を運んだ。そこまでしたのは「問題ないです」と言い、試合に出たがっている今宮を「今日までは様子を見よう」と納得させるためだった。

 無理をさせての長期離脱はもちろん、試合に出られないことで守備の要がぶんむくれるような事態も避けたいところ。工藤監督は今宮が本球場に戻ってきてからも再び呼び寄せて“心のケア”を図る徹底ぶりだった。

 所沢―札幌―千葉と続いた長期ロードはここまで3勝5敗。キューバ代表として国際試合に出場するため戦列を離れていたグラシアルとモイネロは10日の日本ハム戦から復帰予定で、ベテラン左腕・和田と柳田にも戦列復帰のめどが立ちつつある。工藤監督が落ち着いてタクトを振れる日もそう遠くはなさそうだ。