広島 首位・巨人より2位DeNAがヤベイ

2019年08月08日 16時30分

DeNAへの警戒を強める緒方監督

 広島が7日、DeNAに0―4で敗れて2位浮上を逃した。先発ジョンソンが5回3失点の粘投も打線が相手左腕・浜口の前に6回まで散発4安打11三振と沈黙。ほとんど見せ場をつくれず押し切られた。三つどもえの混セに持ち込んだ広島だが、恐れるのは落ち目の巨人よりベイの勢い。2年前の悪夢はまだ赤ヘルナインの脳裏に残っている。

 先発のジョンソンが3回二死一塁でソトに被弾した2ランが最後まで響いた。打線は相手先発・浜口の前に6回まで毎回の11三振。緒方監督もこの日ばかりはお手上げといった表情で「また切り替えて、明日頑張るだけです」とサバサバと振り返るしかなかった。

 この日勝てば7月5日以来の2位浮上となるところだったが…。目の前のライバルであるDeNAには関しては「組んで強し」の実感を持ったようだ。

 実は今回の対戦前、赤ヘル首脳陣は「冷蔵庫を殴った投手(パットン)もだけれど、伊藤光の離脱が痛いんじゃないか。この時期にレギュラー捕手が抜けるのは響いているはず」と見ていた。ただ2戦を終え「思ったよりも投手陣が落ち着いて投げている」というのが対戦した選手の印象。「元から打線がいいのは分かっているけれど、投手が例年に比べてヘバっていませんよね。ここに東や三上が万全で帰ってくるとなると、かなり厄介」と警戒を強めている。

 2差で追う首位の巨人に関しては「直接対決の結果次第ですが、向こうも戦力的に苦しそう。ウチが今まで通り戦えれば上には行ける」と逆転に自信を深めているが、DeNAについては「今止めないと走られる」という恐怖感がある。

 ラミレス監督率いるDeNAにはリーグ連覇を果たした2年前、CSファイナルステージで敗れて日本シリーズ進出を阻まれた。苦い記憶が残る関係者は「できればベイとのマッチレースは避けたい」と話すが…。

 両軍の対戦成績はこれで8勝8敗1分けの五分。今年はハマの大波が4連覇への最大の障壁となりそうだ。