ソフトバンク・千賀10勝目 モグモグタイム効果

2019年08月03日 13時00分

完封勝利を飾った千賀

 ソフトバンクが2日の日本ハム戦(札幌ドーム)に2―0で快勝。首位攻防の第1ラウンドを制して、ゲーム差を2・5に広げた。

 ヒーローは先発した千賀滉大(26)だ。135球の熱投で2安打完封勝利。4年連続の2桁勝利となる10勝目(4敗)を挙げ「中継ぎがたくさん投げている。今日は僕一人で投げるつもりだった」と話した。エースの頼もしい投球に工藤監督も「今年一番。ピンチでも気持ちを切らさず粘った。エースの自覚を持って最高の投球をしてくれた」とたたえた。

 そんな右腕がこの夏からスタートさせているのが“もぐもぐタイム”の導入だ。例年「基本的に夏場に本当にご飯を食べられなくなってしまう」とのことで、体重が落ちてしまうことが弱点だったという。「食べられなくなると、どうしても出力が落ちて体が軽くなった感覚が出てくる」と話す。

 そこで今季は「1回の食事量は増えない。回数を増やすようにしています。(無理をして一度に食べようとしても)疲れてしまうので。何食というわけではなく、常にちょいちょい取るようにしている感じです」。朝、昼、晩の通常の食事に加えて「ちょこちょこ食べ」でバナナやプロテイン、栄養補助食品を摂取。そのおかげもあって、体重もMAXと大きくは変わらない90キロほどをキープできているという。

 昨オフには渡米をしてカブスのダルビッシュに弟子入り。現在も栄養学やトレーニング理論についての見識を広げている千賀。昨季は終盤の大事な時期に失速してしまったが、今年は出力MAXでシーズンの最後までを乗り切るつもりだ。