中日・自力V復活もおとなしすぎるナインにOBが喝 闘竜見せてくれ

2019年08月03日 13時00分

選手を迎える与田監督(左)

 中日が2日のヤクルト戦(神宮)に5―4で競り勝ち、自力優勝の可能性が復活した。同点の9回一死三塁で京田が決勝点をもぎ取るスクイズに成功。執念の采配を見せた与田監督は「イチかバチか。勝つための作戦を選手たちが本当によく決めてくれた」と目を細めた。

 しかし、中日OBの間からはチームに「喝」だ。前日1日の阪神戦(甲子園)で8四死球をもらいながら、相手先発の藤浪を5回途中1失点と攻略できなかったナインらに「もっと闘争心を持って戦わないと7年ぶりのAクラスは厳しい」との声が出ている。

 特に藤浪から木下拓が2打席連続の死球を受けながら、ナインが何の怒りのアクションも起こさなかったことを問題視。ある中日OBは「今のウチの選手はおとなしすぎる。チームメートがあんなことになって『コノヤロー!』って気持ちにならないのかな。当たりどころが悪ければ選手人生どころか生死にもかかわりかねない。今の時代に乱闘しろとまでは言わないけど、一斉にベンチを出て、怒りの姿勢ぐらい相手に見せていかないと」と憤っている。

 星野政権時代なら、指揮官が真っ先に鬼の形相でベンチを飛び出し、乱闘騒ぎになっていてもおかしくないところ。与田監督は「(昔なら乱闘に)なるでしょうね」と言いつつも「(抜け球が)あんまりひどいとあれだけど、大きくもめない方が本当はいい。あの子が意図して、ぶつけようなんてことはまったくないでしょうからね」としているが、そんな指揮官に対しても、中日OBは「制球難とはいえ一軍のマウンドに上がってきた以上、食うか食われるか。与田監督は星野さんの元でやってきたわけだから、もうちょっと闘志を見せろと選手にはっぱをかけるぐらいでないと」と指摘する。

 今後、竜ナインは星野イズムのような闘志を前面に出して戦うことができるか。