広島・大瀬良8勝目「メークドラマ返し」の旗印に

2019年08月03日 13時00分

ファンの声援に応える大瀬良

 広島が2日の阪神戦(マツダ)に7―0で勝ち、3連勝。貯金を5とし、7月18日の時点で12ゲームあった首位・巨人との差を、わずか15日間で3にまで縮めた。

 この日の勝利を引き寄せたのは先発の大瀬良大地(28)だ。124球を投げ切っての5安打、無四球で4月25日の中日戦以来、自身今季2度目の完封で8勝目を挙げた。

 緒方監督も「今日はもう大地。エースの投球に尽きる。最後まで力むことなく丁寧に投げて、打たせて取るというようなところでね」とし「バッテリーの完封で試合を締めてくれた。ナイスリード、ナイスピッチング」と会沢とのバッテリーをたたえた。

 今季は開幕投手を務めた大瀬良だが、6月の交流戦から大量得点を奪われ4連敗した。前回登板の7月26日のヤクルト戦でようやく勝利。その登板から投球にフォークボールを交ぜるようにして「悪いなりに投球できるようになった」という。

 一つ球種が加わったことで投球の幅ができ、勝利を手繰り寄せることが可能となり、大瀬良は「ここから大事な試合が続いていくので、その前に何とか道を作れたのかなと」とホッとした表情。停滞の後の連勝で、エースがここから「メークドラマ返し」の旗印となるつもりだ。